成人病ガイドホーム 成人病と生活習慣 - 飲酒
少々のお酒でしたら、毎日飲んでもむしろ身体によいと言われています。酒は百薬の長と言われるだけのことはあり、適量は胃腸を刺激することによって食欲を増幅させます。また、善玉コレステロールを増やすことによって、動脈硬化を防ぐ作用があると考えられています。
ただし、ご存じのとおりお酒の飲みすぎは逆効果です。飲みすぎることによって急性アルコール中毒や食道炎、急性胃炎などを引き起こすことになるからです。これらの急性疾患だけでなく、長期的に見ても過度の飲酒を繰り返すことは肝臓やすい臓に強い負担をかけることになります。
そうなると、アルコール依存症やアルコール精神病などの精神疾患にかかる場合があります。それから、高血圧や脳血管疾患などの生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
人間の肝臓がアルコールを代謝できる量は、1時間当たり体重1キロに付き約100ミリグラムと言われています。要するに体重が50キロの方は5グラム、60キロの方は6グラムということです。
意外に少ないと思われる方が多いかもしれませんが、これを知ると大量のお酒を短時間で飲むのは身体に悪いとわかるはずです。この量を超えるアルコールを摂取することで人は酔っぱらいます。肝臓で処理できないアルコールが血管を通って身体中を回ることになるのです。
人によってもお酒に対して強い弱いがあると思いますが、重要なのはひどく酔っぱらうまで飲まないということです。また、大量に飲むとしてもゆっくりちびちび飲むような飲み方なら、まだ肝臓の働きが間に合うかもしれません。たまには酔いたいと思うこともあるかもしれませんが、お酒に飲まれるようなことはやめましょう。